稚咲内湖沼群の水文特性  湿地溝の水文特性  湿原の微気象 泥炭地の地表面変動 保全ボランティアと環境教育
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サロベツ湿原の位置

観測地点の位置

三角堰の設置

湿原保全ボランティアの皆さん
調査研究の目的

 サロベツ湿原の最大の特徴であるミズゴケを中心とした高層湿原域は、湿原西側からのササ群落域の拡大により、その高層湿原としての特質を次第に失いつつある。このササ群落域の拡大は、ミズゴケ湿原における地下水位の低下が原因の一つと考えられているが、ミズゴケ湿原とその周辺の地形から、ミズゴケ湿原から西方向への流出が水収支の大きな要素となっているとみられる。ミズゴケ湿原からササ群落への移行した部分にはいわゆる湿地溝と呼ばれる大小の溝が発達し、西側への水流出に何らかの役割を担っていると考えられているが、その実態は明らかではない。そこでサロベツ湿原のミズゴケ群落の西に広がるササ群落域における水挙動を把握するため、湿地溝が発達している中間湿原域において、地下水位の平面的な挙動を明らかにすることを目的とする。

               調査研究結果
1.2010(H22)年7月3日:
 サロベツ湿原西部湿地溝発達域における水挙動の解明 1報 研究対象地区の
微地形・泥炭透水係数と地下水位分布
  神谷光彦・高橋英紀 報告書→
  

                            


 
                調査結果データ集
1.地下水位観測点 配置図→
2.湿地溝付近泥炭物理特性 測定結果→
3.湿地溝周辺の地下水分布(2010年) 観測結果→
4.湿地溝内と三角堰の水位時間変化(2013−2014年) 観測結果→
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